気密性能測定は一般に” JIS準拠”で行われています。
実は、そのJIS A 2201で「大気圧補正」の求め方を参考紹介しています。
その大気圧と湿度の補正を行ったαAについて、計測・計算した例を紹介します。
この例では、普段の気圧範囲で補正したαAの誤差率の幅は1%くらい。
(誤差率の幅1%くらい=0.655%-(-0.329%))
αAテストボックス/開口αA=51[cm^2]にて、αA誤差幅≒0.5[cm^2]。
およそ台風に近い気圧980aでは、αA誤差率1.7%(αA誤差1[cm^2]近い)。
現場の気密測定は、いろいろな誤差が重なると、αA誤差率10~20%と言われます。
その誤差を小さくしたいときは、まず大気圧を補正します。できれば湿度も補正します。
ちなみに、EOMの現場JIS準拠測定では、大気圧・湿度を測定して補正します。
また、Dolphin2でUSBメモリに書き出すexcelファイルは大気圧補正欄があります。
気圧や湿度、そして、風向・風速などは、気象台のデータを利用することができます。
後日ブログで紹介します。
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