2021年8月16日月曜日

自動測定の開発に着手しました。

 自動測定の開発に着手しました。

多くのご要望をいただいていました。

これで、はじめて気密測定される方も余計な心配なしですね!


この開発ポイントを紹介します。

・気密瀬能C値0.1まで自動測定できること(※1)

・JIS準拠測定を自動化できること(※2)

・リリース目標時期は2022年3月まで(※3)


 ※1.すでに想定して、ファン制御方式を選択済み。

    旧型ドクタードルフィンの制御方式では

    高性能はC値の測定で、微妙な風量調整が

    できませんでした。

 ※2.事前測定~3回平均測定~事後測定を自動化します。

    そのために選択した、マイコン搭載+大きな画面です。

    大きな画面で自動測定中の状況を表示します。

    測定途中でチューブの抜き差し、フタの脱着あり。

 ※3.購入された方は、後からソフトをVerUPできます。


自動測定の開発にご期待ください!

ちなみに、いままで20年以上にわたり提供している

「半自動」測定は自動測定を搭載した後もお使いいただけます。

これはこれで慣れると簡単に確実に測定できます。初めての方でも。

2021年8月5日木曜日

気密測定器Dolphin2 C値の測定範囲

気密測定器 Dolphin2は、整流筒を大小の2種類準備することで、

幅広いC値に対応します。

・整流筒94mm仕様(Air,Pro100)

 旧型筒内径107mmから、新型Dolphin2で94mmに絞ることで、

 C値0.1まで対応できるようになりました。

 (これからの気密測定には0.1まで精度良く対応すことが必須要件でしょう!)

 測定範囲一覧表でC値0.1の段、差圧20Pa以上の色塗りで、

 風速1m/s以上の精度良く測定できる範囲を示しています。

 仮に、差圧10Pa(風速1m/s未満)付近の測定データが混じっても、

 その誤差は小さく抑えられる程度です。

 (C値0.1まで測定については、他のブログも重要!こちら

・整流筒208mm仕様(Pro200(Full))

 旧型200mmに同等の太さで、上表の適用C値は0.5以上(高め差圧で0.3以上)。

 参考154mmは、開発段階で試したもので、適用C値は0.3以上ということろ。


・整流筒別の適用C値の上限は、差圧10~50Pa測定として、

 94mm仕様で、2まで。

 208mm仕様で、5まで。

 参考154仕様で、4くらいまで。


このように、Dolphin2では、2種類の整流筒で幅広いC値に対応しています。

 Air: C値0.1~1.5

 Pro100: 0.1~2

 Pro200(Full): 0.5(0.3)~5(7)


気密測定で家づくりの品質管理と新型コロナ対応を!

 「気密測定」と聞くと、昔からの流れで”省エネ基準”の指標C値を思い浮かべます。

(C値:相当すき間面積=総相当すき間面積αA÷実質床面積A[cm^2/m2])

これからの「気密測定」は、品質管理と新型コロナ対応だと考えます。


<品質管理とは、家づくりの断熱気密に関すること>

簡単に、気密測定による品質管理の近況をお話します。

気密測定器運転で内外差圧あるときに、家全体について手で感じるすき間風を無くすように気密施工することで、今時の断熱気密仕様から経験的にC値は1~2以下になります。

窓サッシの気密グレードを高めれば、C値は0.5以下になります。

手で感じるすき間風が入る箇所は、実際に冬の冷たい風が壁や屋根の中に侵入するので、断熱性能の低下、ひいては、結露の可能性を高めます。

そのようなすき間は潰しておきたい。断熱材を厚くするほど、その必要は高まるからです。

そして、気密測定による品質管理を経験していくと、気密処理を行いやすい設計施工仕様を検討される方が増えていきます。

設計施工仕様で気密処理を押さえられると、手で感じるすき間はほぼほぼなくなり、気密測定でその仕様に応じた適正C値0.5~1程度を一発で出せるようになり、品質管理が容易になります。

この品質管理に加えて、窓サッシや気密処理のグレードを高めていくと、C値0.1に達する方が出てきています。

C値をどこまで高める必要があるかは、議論を残します。


<気密測定で新型コロナ対応>

ポイントは、気密測定で家づくり(断熱気密)の品質管理を行うこと、

その品質管理の状況をネット通信を利用した画像や音声のリモートで、施主やお客に伝えるところにあります。

その品質管理のリモート配信により、設計施工する側と施主やお客の接触機会を低減することで、新型コロナ対応を行います。


いま爆発的とも思える新型コロナの感染拡大は、今後の行動パターンを大きく見直す必要があります。

気密測定を提供する者として、気密測定で家づくりの品質管理が、コロナ対応の一助になればと思います。


<補助金を利用できます>

小規模事業者(従業員20人以下)であれば、過去に遡って経費を適用れるので、急ぎ気密測定で品質管理を行う方は先行して購入できます。(補助金利用を保証するものではありません。)

新規に気密測定を導入される方、長年ドクタードルフィンを利用されている方、興味ある方はお問合せ下さい!

・EOM(株) 駒野清治

 [E-mail] dolphin.eom@outlook.jp

 [Web] http://www.sunqeom.jp/dolphin.html


2021年8月3日火曜日

小規模事業者持続化補助金/低感染リスク型 受付開始(締切9/8)

小規模事業者持続化補助金<低感染リスク型ビジネス枠>の

公募が始まりました。

第3回の締め切りは9月8日。

https://www.jizokuka-post-corona.jp/

第4回~第6回の募集予定も公表されています。

https://www.jizokuka-post-corona.jp/schedule/

]・補助上限:100万円

・補助率:3/4

・申請方法:電子申請のみ(早めにgBizIDの手続きを行ってください。)

・相談先:地元の商工会議所または商工会に相談されることをお勧めします。

     書類チェックや要点の協調など行ってくれます。

・注意:補助金の応募では、応募者独自の販路開拓計画の提案が求められます。

・実績:気密測定器Dolphin2は、家づくりの品質管理、新型コロナ対応の接触機会低減などで採択例あり。

・新規性:新型Dolphin2は、超高気密C値0.1[cm2/m2]まで高精度測定できるので、

     旧型ドクタードルフィン(対応C値0.3まで)からの買い替えでも新規性あります。

この機会に応募をご検討ください。

OM(株)では随時ご相談に応じています。

気軽にお問合せください。

・EOM(株) 駒野清治

 [E-mail] dolphin.eom@outlook.jp

 [Web] http://www.sunqeom.jp/dolphin.html