2020年4月23日木曜日

Dolphin2-JIS/IBEC対応版- 動画で紹介

Dolphin2-JIS/IBEC対応版-のリリースは来週4月27日ころの予定。
開発用に即席で作った動画をYouTubeにアップしました。
従来は他の測定器を使うなど面倒だったJIS測定事項を
Dolphin2でスマートに測定できます!
コントローラ操作の雰囲気をご覧ください。時間は5分程度。


YouTubeサイトでご覧になりたい方はこちら。

2020年4月16日木曜日

新型コロナ対応/気密測定で貢献できそうなこと

新型コロナウイルス感染の対応は長期戦になりそうです。
建築現場は管理などで、もっと大変になると思われます。

気密測定器の供給者として、少しでも貢献できそうなことを列記します。
<貢献できそうなこと>
(1)気密測定で品質管理できる工事の立ち合いを極力減らして
  施工関係者の感染リスクを下げる
  [解説]
   施工途中の気密測定の役割
   1)隙間面積の測定で全体的な施工状況をは把握すること、
   2)内外差圧を高めの状態にして、大きい隙間の無いことを確認すること
   3)そして、目標の隙間面積に納めること
(2)完成時の気密測定を事前説明~実行報告することで
  住まい手・施工者・管理者・みなさんが必要以上に現場で接触しない    
(3)気密測定という品質管理と性能表示によって
  設計事務所や施工会社が社会的に信頼度がアップし、
  新型コロナリスクを乗り越えて、
  長いメンテナンスと長い家づくりに貢献できる

<私どもの営業宣伝>
気密測定を提供する立場から、
このような信頼の和をサポートすることが私どもの役割です。
気密測定器Dolphin2を購入された方、レンタルされる方、
現場で気密測定を行うとき、極力電話などでサポートします。
{購入,レンタル}であれば、現場に入る人間を減らしながら、
気密測定依頼費用を削減することができます。
ご相談は、EOM(株) 駒野清治まで。
   

JIS (IBEC) 対応版 気密測定器 いよいよリリースへ

お待たせしました。
JIS(IBEC)対応版気密測定器がいよいよ4月下旬からリリースです!

特徴は、面倒なJISの測定手順を、コントローラの操作でスマートに対応。
例えば、測定前の差圧30秒測定をワンタッチで。
JIS(IBEC)の測定事項はこちらEOM-webへ

同時に、きちんとした測定をサポートする工夫を考えました。
例えば、これ! 室内外の差圧と、整流筒内の風速の変化グラフ。
[解説]この変化グラフで ”安定を見極めて” 測定ボタンをタッチすることで、
    n値の範囲(1~2)越えを防止できたり、正しいn値、ひいては、
    正しい隙間面積αAの測定をサポートします。
試しに使いたい方は、レンタルをご検討ください。EOM-webへ。

2020年4月7日火曜日

IBEC気密測定者限定 テキスト販売に

日本で気密測定方法の規定するものはJIS A 2201「送風機による住宅等の気密性能試験方法」のみです。

そのJISは2017年12月に改正され、その改正内容を実務的に知るには、IBEC気密測定技能者養成講習用テキストが必要です。
このテキストが、2020年3月下旬からIBECより購入できるようになりました。
ただし、IBEC資格/気密測定技能者限定です。
技能者の方は早めの購入をお勧めします。価格は1980円(税込)。

EOM(株)で購入方法などを案内しています。
IBEC気密測定技能者養成講習テキストの購入方法

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JIS/IBECの気密測定方法の実務で必要な内容は、このブログで紹介していきます。

<2021/9/26追記>
IBECの当該テキスト販売は、講習会の申込期間中のみで終了になりました。

気密測定器レンタル 日本全国・はじめてでも

気密測定器のレンタルをやっています。
開発・製造元ならではのサポートサービスです。
日本全国ご利用いただけます。

料金は、一般的な外注費5万円+交通費に比べて安くなりますが、ご自分で測定することになります。
そこはお任せください!
私からの電話(動画通話)説明で、はじめての方でも気密測定を行うことができます。
(基本的に電話説明は1件目まで。)


 
また、必要な資材を同梱しますので、細かい事前準備はおよそ不要です。
ただし、電源の準備は必要です。

機種は4種類。選定や見積もりなどお気軽にご相談ください。
4月下旬からは、JIS/IBEC対応版ソフトになる予定です。
問い合わせ先:Dolphinレンタル

気密測定器のはなし/通気量の測定原理

気密測定器のはなしです。
測定器のことを知ることは、おもしろくて、正しい測定や不具合の発見につながります。
 
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はじめのはなしは”通気量の測定原理”です。
気密測定器(Dolphin2)は、JISに規定される”吸込みノズル”を採用し、風速が均等になる断面に風速計を取り付けることで、正確な平均風速の測定を可能にするものです。
 
JISには”吸込ノズル”の断面寸法比が規定されています。
その吸込ノズルで、自遊空間(※1)から空気を吸い込むと、直径Dの位置の断面風速が均等になります。
気密測定器では、、このように断面風速が均等になることを利用して、真ん中1点の風速で正確な通気量を測定するものです(※2)。
 
(※1.自遊空間: JISでは、ノズル吸込み面の中心から、直径Dの1.5倍の立方体の範囲に障害物がないこと。)
(※2.正確な通気量: JISでは、通気量の測定精度±5%以下。)
 
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参考として、切りっ放しの丸パイプで空気を吸い込んだときの断面風速イメージを紹介します。
断面風速の傾向は、中心部分が速く、周壁付近は摩擦抵抗のため遅くなります。 
 

2020年4月4日土曜日

隙間面積を測る気密測定器

気密測定器は建物の隙間面積を測るように作られています。


・気密測定/減圧法
 住宅の気密測定では、室内空間をファンで減圧し、
 正確に測定する通気量と内外圧力差のデータから、
 隙間の面積を計算します。

・丸穴面積測定テスト
 ドルフィンの開発では、気密測定器をテストボックスに接続し、
 ボックスに設ける丸穴(開口)の面積を精度よく測定できるか
 テストしています。

・テスト用丸穴(開口)
 JISの手順のとおり3方向平均から直径を求めます。
新型気密測定器ドルフィン/Dolphinは、
丸穴(開口)テストで測定精度±5%を達成しています。

新型気密測定器ドルフィン2/Dolphin2

新型気密測定器ドルフィン2/Dolphin2を紹介します。
(写真はDolphin-Pro100)
 
新型気密測定ドルフィン2/Dolphin2を紹介します。
・発売 :2019年の夏
・販売元:富山県のヤマイチ(株)
・製造元:EOM(株)
・開発 :ヤマイチ(株)+EOM(株)共同
・特徴1)気密性能C値を0.1[cm2/m2]までキチンと測定できること
    (床面積100m2の場合)
 特徴2)超高気密専用の小型軽量の測定器を作ること
 特徴3)ソフトVerUPが容易なコントローラを作り、
     いろいろな方に使いやすい気密測定器を提供すること
そんな気密測定器、4種類になって販売しています。


リーフレットや説明動画はヤマイチ(株)運営のDolphinサイトでご覧ください。
レンタル、現場測定、販売もEOM気密測定サイトでご覧いただけます。

2020年4月3日金曜日

気密測定ブログをはじめます。



「気密測定 ドルフィンDolphin」ブログをはじめます。

新型気密測定器ドルフィン2(Dolphn2)の販売が始まったので、
測定器の説明や気密測定のことをブログに書きためて、
現場測定などに役立当てていただくことが目的です。


省エネ基準関連に気密測定の記載がなくなってから、
気密測定に関する情報が希薄になり、古くなり、
入手できた情報もその位置づけがわからない状況です。


私どもが開発から製造・現場測定で入手できる技術的な情報を
できるだけアップしていきます。


1999年に1世代目の気密測定器Dr.Dolphinから20年。。。
気密測定を、きちんとやりたい。簡単にしたい。もっとひろめたい。
微力ではありますが、頑張りたいと思います。
​​​​​​​​​​駒野清治 EOM(株)
EOM気密測定器Web