2021年8月5日木曜日

気密測定で家づくりの品質管理と新型コロナ対応を!

 「気密測定」と聞くと、昔からの流れで”省エネ基準”の指標C値を思い浮かべます。

(C値:相当すき間面積=総相当すき間面積αA÷実質床面積A[cm^2/m2])

これからの「気密測定」は、品質管理と新型コロナ対応だと考えます。


<品質管理とは、家づくりの断熱気密に関すること>

簡単に、気密測定による品質管理の近況をお話します。

気密測定器運転で内外差圧あるときに、家全体について手で感じるすき間風を無くすように気密施工することで、今時の断熱気密仕様から経験的にC値は1~2以下になります。

窓サッシの気密グレードを高めれば、C値は0.5以下になります。

手で感じるすき間風が入る箇所は、実際に冬の冷たい風が壁や屋根の中に侵入するので、断熱性能の低下、ひいては、結露の可能性を高めます。

そのようなすき間は潰しておきたい。断熱材を厚くするほど、その必要は高まるからです。

そして、気密測定による品質管理を経験していくと、気密処理を行いやすい設計施工仕様を検討される方が増えていきます。

設計施工仕様で気密処理を押さえられると、手で感じるすき間はほぼほぼなくなり、気密測定でその仕様に応じた適正C値0.5~1程度を一発で出せるようになり、品質管理が容易になります。

この品質管理に加えて、窓サッシや気密処理のグレードを高めていくと、C値0.1に達する方が出てきています。

C値をどこまで高める必要があるかは、議論を残します。


<気密測定で新型コロナ対応>

ポイントは、気密測定で家づくり(断熱気密)の品質管理を行うこと、

その品質管理の状況をネット通信を利用した画像や音声のリモートで、施主やお客に伝えるところにあります。

その品質管理のリモート配信により、設計施工する側と施主やお客の接触機会を低減することで、新型コロナ対応を行います。


いま爆発的とも思える新型コロナの感染拡大は、今後の行動パターンを大きく見直す必要があります。

気密測定を提供する者として、気密測定で家づくりの品質管理が、コロナ対応の一助になればと思います。


<補助金を利用できます>

小規模事業者(従業員20人以下)であれば、過去に遡って経費を適用れるので、急ぎ気密測定で品質管理を行う方は先行して購入できます。(補助金利用を保証するものではありません。)

新規に気密測定を導入される方、長年ドクタードルフィンを利用されている方、興味ある方はお問合せ下さい!

・EOM(株) 駒野清治

 [E-mail] dolphin.eom@outlook.jp

 [Web] http://www.sunqeom.jp/dolphin.html


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