2021年8月5日木曜日

気密測定器Dolphin2 C値の測定範囲

気密測定器 Dolphin2は、整流筒を大小の2種類準備することで、

幅広いC値に対応します。

・整流筒94mm仕様(Air,Pro100)

 旧型筒内径107mmから、新型Dolphin2で94mmに絞ることで、

 C値0.1まで対応できるようになりました。

 (これからの気密測定には0.1まで精度良く対応すことが必須要件でしょう!)

 測定範囲一覧表でC値0.1の段、差圧20Pa以上の色塗りで、

 風速1m/s以上の精度良く測定できる範囲を示しています。

 仮に、差圧10Pa(風速1m/s未満)付近の測定データが混じっても、

 その誤差は小さく抑えられる程度です。

 (C値0.1まで測定については、他のブログも重要!こちら

・整流筒208mm仕様(Pro200(Full))

 旧型200mmに同等の太さで、上表の適用C値は0.5以上(高め差圧で0.3以上)。

 参考154mmは、開発段階で試したもので、適用C値は0.3以上ということろ。


・整流筒別の適用C値の上限は、差圧10~50Pa測定として、

 94mm仕様で、2まで。

 208mm仕様で、5まで。

 参考154仕様で、4くらいまで。


このように、Dolphin2では、2種類の整流筒で幅広いC値に対応しています。

 Air: C値0.1~1.5

 Pro100: 0.1~2

 Pro200(Full): 0.5(0.3)~5(7)


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